当企画に連動したメールマガジン、「笈川通信」を週に1回(全180回)、中国で配信します。
内容は笈川先生自らが日本語学習方法についてアドバイス。中国でのメルマガ配信がメインとなりますが、日本語版のメルマガも無料購読できます。
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● 最新バックナンバーの一部を紹介 ●
こんにちは! 中国で配信される、日中国交正常化40周年記念「日本語講演マラソン」 連動メルマガ「笈川通信」の日本語訳(無料)をお送り致します。 ****************** 『日本語航海士』 第十一話 「SARSの頃」_3 コンテストの三日後、SARSが猛威を振るい始めた。 学校は封鎖され、授業も中止に追い込まれた。 ときどき学生たちを運動場に呼んで授業の真似事をしてみたが、 誰ひとりとしてやる気を出してくれない。 僕自身もやる気がなかった。 まあ、状況が状況だ、青空授業は盛り上がらないまま2,3回で終わった。 コンテストの結果に落ち込んでいた学生は完全にやる気を喪失していた。 僕自身も、彼らのペースに飲み込まれ、ゆっくりとダメになっていく自分を見て、 かえって心地よくなるような感じがした。 突然ジョギングや激しい運動をやめると、すぐに体調を崩してしまう。 風邪なのかSARSなのか自分でもわからないが咳が止まらない。 咳き込んでいるのを他人に見られるとまずいので極力部屋の中にいた。 食事は一日一食。ほとんどの時間をベッドの上で過ごした。 熱は38度を超えていた、、、。 ******************
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